注文
ふろしき屋を営んでいます。
従業員は私だけという小さなお店ですが、地域密着でやってきました。
ネットショップ中心で営業していましたが、飛び込みでの注文や会社からの注文も増えてきました。
ありがたいことに、お店は順調に売上を伸ばしつつあります。
そんな中、のぼり旗を取り扱っていないか。
というお問い合わせがここ最近非常に増えました。
布を扱うといところから、いくつかのつてもあり、
ご希望があったときのみのぼりの注文を受けていました。
次第にそんな中からもリピートのご注文をお受けするようになりました。
インクジェットプリント発展による手軽な製作のぼり。
そんなわけで・・・うちのお店でものぼりを作ることになりました。
でも、いったいどんなのぼりを作ればいいのだろうか。
街のあちこちでのぼりをみかけるけれど、
マネしたいと思うようなものは少ない気がする。
なぜか目を引くのぼりだけど、
店長という目線で見てみると、これいいなと思うものが案外ないような。
居酒屋なんかで見かけるようなのはちょっと違う気もするし・・・
お客さんの目に止まって、店の案内になるようなのぼりを作りたい。
ただ目立つだけじゃなくて、お店や商品の雰囲気をも伝えるのぼりが作りたい。
それから、「ふろしき」といううちの商品を”らしい”なと感じさせるものが作りたい。
そして、売上をもっとあげたい!
それってどんなのぼりなのか???季節感があるものがよいのか?
じゃあ、一体どんなのぼりを作ればいいのだろうか。
まずは店長という目線からのぼりを考えてみました。
今回はそんな試行錯誤の物語です。
さぁでははじまりはじまり。
プロモーションメディアとは?その効果と重要性
ではまずはのぼりが持つ広告効果について考えてみましょう。
例えば急激に需要のあったコロナによるテイクアウトのぼりとか・・
元々広告効果の高いテレビと新聞、雑誌とラジオは4大マスメディアと呼ばれ、主流となっていました。
またパソコンや携帯電話の普及に伴って、現代ではインターネット広告も大きな影響力を持っています。
ただそれらは日本全てに行き届かせられるわけではなく、人のニーズに応える形でなければなりません。
街中などルートが普及していない場所では、それ以外の広告方法が求められます。
そしてそんな時に活用できるチラシや屋外に掲示するものなどを、まとめてプロモーションメディアと呼びます。
全体的にコストが低く抑えられることが多く作成も簡単で、柔軟性を持っている点が強みです。したがって情報が新しくなったり、季節ごとに切り替える場合に適しています。
のぼりもその一部に含まれ、設置しているのを人が見ることさえすれば広告として機能します。
他メディアと比べても価格がそう高くはならず、複数を作っておけば設置による切り替えが簡単です。
そんなのぼりをプロモーションメディアとしてより高く活用するためには、アプローチ方法を考える必要があります。
重要なのは人の目に止まることで、不快感を与えずに興味を持ってもらわなければなりません。
訪日外国人もターゲットに含めるのであれば、言葉とは異なるメッセージ性が必要です。それらの点を踏まえた上で、サイズも含めた全体的なのぼりデザインを考えましょう。
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