税金

一戸建てを売却すると大金を手に入れることになりますが、
これは収入に該当しますので、税金が発生することに
なります。

まず最初に、買い主があらわれて無事に一戸建てを
売却できた時点で発生するのが、印紙税です。

不動産売買契約書に印紙を貼り付ける必要があります。
印紙税は売却金額によって段階的に決まっており、
1万円未満なら非課税、10万円超50万円以下なら200円、
500万円超1000万円以下で5000円など、多くの種類があります。

続いて、所得税と住民税が発生します。
一戸建てを売却した場合に発生する収入は譲渡所得になります。

実際には収入ではなく、経費や控除などを収入から差し引いた
所得に対して課税されることを知っておいてください。

譲渡所得は一戸建てを売った金額から取得した時の代金と諸費用や、
経費と控除を合計したものを引き算して算出されます。

最終的に判明した譲渡所得に対し、所得税と住民税の規定の
税率を掛け算して納める税金が判明します。

印紙税とは違って、所得税や住民税は翌年に行う確定申告の結果で
納税額が決定しますから、翌年に納税することになる点に
注意してください。

そのときまでお金を残しておかなければ、税金を払えなくなってしまいます。

譲渡所得はその年度内に発生したものを全て合算できます。
複数の不動産を売却したなら、その合計額が譲渡所得になります。

しかし、給与所得や事業所得などの他の所得とは
合算できない決まりになっています。